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70代の肝機能の正常値、平均値、基準範囲を一覧表にまとめました。
70代になると、持病は付きもの。血糖値、血圧、コレステロールなどの持病から、肝機能が正常値を超えたり、常用薬の副作用で肝機能が正常値を超えるという事もあります。
今は70代と言っても、まだまだ若いです。肝臓を元気にして、人生を楽しんでください!!
今日は、70代の肝機能対策についてまとめておきますので、一つづつ確認して下さいね。
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AST | ALT | γ-GTP | アルブミン | 総タンパク |
正常値 | 30 | 30 | 50 | 4.0以上 | 6.5~8.0 |
男 平均値 | 26 | 21 | 42 | 4.3 | 7.4 |
女 平均値 | 24 | 18 | 23 | 4.4 | 7.4 |
AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTPの単位は IU/L。アルブミン・総タンパクの単位は g/dL。
【70代】人間ドッグの肝機能の基準範囲 スマホの方は横にしてご覧下さい。

70代 肝機能 基準範囲 |
男性 | 女性 |
AST(GOT) | 14~31 | 15~31(65~80歳) |
ALT(GPT) | 11~38 | 8~24 |
γ-GTP | 13~87 | 9~37 |
アルブミン | 3.9~4.7(65~80歳) | 3.9~4.8 |
総タンパク | 6.5~7.9 |

70代の肝機能の概要、肝機能が正常値を超える原因、肝機能の数値を下げる方法をまとめます。

肝機能が正常値を超えるピークは40代~60代で、70代になると肝機能の平均値は正常値内に収まっています。
とは言いましても、70代の3人に1人ぐらいの割合で、肝機能が正常値を超えてますので、70代によくある原因をチェックしておきましょう。
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✅ウイルス性C型肝炎
✅薬物性肝障害
✅持病

輸血針、注射針、鍼治療の針からのC型肝炎。風邪薬、漢方薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、解熱鎮痛剤などの副作用による薬物性肝障害。持病の糖尿病や脂質異常症、脂肪肝などから肝機能の数値が悪化してしまう70代が多いようです。
肝機能を改善させる策としては、信頼のおける病院や鍼灸院を選ぶ事が挙げられます。また、常用薬と合わせて一時的に患った病気の服用薬にも注意するようにしましょう。
基本的には、薬を飲むと肝臓が解毒作用を行うために肝臓に負担がかかります。肝機能が悪くなっても、飲まざる負えない病気があるため、仕方なく薬を飲むケースも70代になると出てきます。
薬には副作用は付きものです。どちらの病を優先して治すべきなのかを医師と相談して、肝機能の数値にも気を遣うようにしていきましょう。
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今日は、70代の肝機能の正常値、平均値、基準範囲、そして肝機能対策や薬との付き合い方をまとめてみました。