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健康番組を見ても、病院に行っても「青魚」をお勧めしますよね?青魚は、とにかく体に良い事ばかりで、よほど食べ過ぎない限り、健康を害することはありません。
その中でもEPAとDHAは、サプリメントや飲み物などにも利用されており、脂質異常症などの生活習慣病を始め、肝臓に良い成分としても今注目されています。
今日は、そんな肝臓に良い青魚のEPAとDHAの肝機能への効果をまとめますので、ぜひ皆さんの肝機能回復にお役に立てればと思っております。
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・EPA&DHA:中性脂肪&LDLコレステロール減少➡脂肪肝の減少
・国立がんセンターの調査:肝臓がんの発症率が約36%下がる
・青魚の食べ方:缶詰ベスト、次は干物
肝臓に良い青魚の秘密は、EPA&DHAにあります。
EPAとDHAは多価不飽和脂肪酸と呼ばれ、肝臓内の中性脂肪の増加を抑制し、脂肪肝が増え過ぎないようにする作用があります。
・EPA(エイコサペンタエン酸):血栓予防、血液サラサラ効果による血流の改善
・DHA(ドコサヘキサエン酸):血管の柔軟化、赤血球の良質化による血流の改善
EPAもDHAも、血液をサラサラにして、血流を改善する作用がありますが、EPAは血栓予防、DHAは血管の柔軟作用が大きいと言われています。肝臓に良いEPAとDHAは、青魚(鰯、秋刀魚、鯵)に特に多く含まれています。
9万人の男女を11年間追跡調査したところ、青魚に含まれるEPA・DHA・DPAといったn-3不飽和脂肪酸を多く摂った人は、肝臓がんの発症率が36%も下がる事が分かったと発表しています。
私はほぼ毎日、青魚を食べています。現代の医学では、肝臓がんは治らない病気ではないですが、ならないに越したことはありませんよね。
追跡調査に間違いはないですので、青魚は毎日食べておいた方が肝臓に良いのは間違いないでしょう。
青魚の食べ方ですが、缶詰が一番良い食べ方です。缶詰って、安いし、栄養素がどうなの?って思ってる人が意外に多いようですが、捕れたての青魚をすぐにさばいて缶詰に入れてるんです。
つまり、栄養素がそのままで、もちろん新鮮なEPAやDHAも丸ごと缶詰に入ってます。青魚は缶詰を食べるのがベストですが、水煮を選ぶようにして、味付けされたものは避けた方が無難です。やはり糖質とカロリーが共に高いからです。
次は、やはり干物ですね。高血圧の方は塩分が気になりますので、控えた方が良いですが、そうでない方は、干物で良いので毎日青魚を食べるようにしましょう。干物でもたくさんのEPAとDHAが摂取出来ます。
肝機能の数値を正常値へ
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今日は、肝臓に良い食べ物青魚のEPAとDHAについてまとめました。青魚を食べて肝機能をぐんぐんアップさせましょう。