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肝臓は主にたんぱく質で出来てるため、肝機能が悪い方は、良質なたんぱく質を多く摂取する必要があります。良質なたんぱく質と言えば、大豆、卵などと並んで、今回のレバーも良質なたんぱく質を多く含んだ食べ物の一つなのです。
レバーは鶏、牛、豚などの肝臓のことですが、昔から「肝臓は肝臓で治せ!」と言って、肝機能が悪いなら肝臓(レバー)を食べようと言ったものでした。今日は、肝臓に良い食べ物レバーの4つの栄養素の効果をまとめておきます。
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・良質なたんぱく質
・ビタミンAで活性酸素を除去
・葉酸で肝細胞を再生する
・コリンで脂肪肝を減らす
・レバーと言えば何食べますか?
肝機能障害を修復させるには、肝細胞を生成してる良質なたんぱく質を補充する必要があります。良質なたんぱく質を豊富に持つのがレバーです。
またレバーは、必修アミノ酸のバランスも良いので、まさに肝機能障害の方に最適な食べ物と言えるのです。
ビタミンAも多く含むレバーは、抗酸化作用と活性酸素の除去も肝臓内で行う事が出来ます。この活性酸素は、肝炎や肝臓癌の原因となるものなので、レバーのビタミンAは、肝炎や肝臓癌予防にもつながるのです。
このようにビタミンAは、肝細胞を守る作用に優れてるので、レバーは肝臓に良い食べ物と言われる理由なのです。
・葉酸で肝細胞を再生する
レバーには、妊婦さんにはおなじみの葉酸が含まれています。葉酸は妊婦さんだけでなく、肝機能障害の方にも優れた効果を発揮します。レバーに含まれる葉酸は、破壊された肝細胞を修復する能力があり、弱まった肝機能を正常化する力があるのです。
人間の臓器の中で再生能力が抜群に高い肝臓ですが、深刻な肝機能障害の場合は修復が追いつきません。そこでレバーを食べる事で、肝細胞の回復を手伝ってもらおうという訳です。
たんぱく質の王様「大豆」にも含まれるコリンがレバーにも含まれています。レバーのコリンは、脂肪肝を予防したり、脂肪を代謝する働きがあり、脂肪肝を患う方には最適な食べ物となります。
その他、ビタミンB群が豊富なレバーは、新陳代謝を活性化させるので、肝細胞の活性化と改善を後押ししてくれます。
・レバーと言えば何食べますか?
レバニラ(ニラレバ?)炒めですよね?そしてレバニラ炒めの具材と言えば、ニラともやしだと思いますが、ニラともやしにも肝臓に良い栄養素が豊富にが含まれているのです。
ニラは、活性酸素を除去するアリシン、もやしには、肝臓の解毒作用を助けるメチオニンや肝臓疲労を回復させるアスパラギン酸という成分が入っています。レバニラ炒めは、肝臓に良い食べ物という事で間違いないと思います。
肝臓に良い食べ物を知って、肝機能の対策を立てよう!
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今日から肝臓に良い食べ物レバー、意識して食べるようにして下さいね。